トラックマンが変えた、「打ちっぱなし」の概念
ただボールを打って終わりではなく、打つたびにデータが積み上がっていく。Linksの打席に設置されたトラックマンは、初速・打ち出し角・スピン量・飛距離・クラブ軌道をリアルタイムで記録し続ける。その数値を見ながら次の一打を調整するサイクルは、従来の打ちっぱなしでの練習とは根本的に異なる体験だ。「何百球打っても課題が見えなかったのに、データを見たら一発でわかった」という話は、このスタジオを使い始めた人から出てきやすい言葉だ。
高性能なシミュレーターはコース映像を再生しながらのラウンド練習にも対応しており、実際に外でプレーする感覚と室内トレーニングの距離を縮める役割を担っている。「コースになかなか出られない時期でも、感覚が鈍らない」という評価は、忙しいゴルファーにとって実用的な価値を持つ。
初心者でも迷わない、入りやすい構造
ゴルフを始めたばかりの段階では、スタジオそのものの使い方がわからないという障壁がある。Linksは操作がシンプルな最新シミュレーターを採用し、クラブ類はレンタルで補える体制を整えている。道具ゼロで体験できるのは、「とりあえず打ってみたい」という段階の人に向けた現実的な配慮だ。スタッフ常駐の時間帯もあり、疑問が生じた際にすぐ対応してもらえる安心感がある。
半個室の打席は周囲の視線を遮るため、まだ動作が安定していない段階でも委縮せずに練習できる。「最初は恥ずかしくて打てなかった練習場と違い、ここなら自分のペースで進められた」という声が初心者会員から聞かれるそうで、この設計の効果は地味だが確実にある。
夜22時まで、手ぶらで立ち寄れる練習場
10:00〜22:00・年中無休という営業時間は、社会人がゴルフの練習を習慣化するための条件に合っている。八王子市椚田町のスタジオには無料駐車場3台分が整備されており、車での来店に対応した立地だ。手ぶらで来られるレンタルサービスも揃えており、仕事帰りや買い物のついでにそのまま打席に立てる。「習慣にするためには、来るまでの負担を減らすことが大事」という設計の発想は、個人的にかなり共感できるものだった。
会員プランのほかにビジター1コマ2,800円(税込)での利用も受け付けており、まず一回来てみたいという人の選択肢も確保されている。電子決済に対応しているため、現金を持ち歩かなくていいのも細かいが継続利用にはありがたいポイントだ。
ゴルフが結ぶ、スタジオ内の人間関係
打席を出たロビーには、会員同士が自然に言葉を交わせる空間がある。共通の趣味を持つ人が集まる場所では、練習の話から情報交換、そして新しいゴルフ仲間との出会いにつながることが多い。2〜3名でのグループ利用にも対応しているため、友人と誘い合って来るという通い方も成立する。今後は限定レッスンやイベントの開催も計画されており、スタジオの外側に広がるゴルフコミュニティの入口としての役割も果たしていく見通しだ。

